BINECKS 「THE SUN」 特集

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BINECKS NEW SINGLE 「THE SUN」 特集

BINECKSジャケ写

大切な人からもらった言葉や共に歩んだ時間、一緒に育んだ情熱。 自分だけを照らす特別な「その」光は、心の中で永遠に燃え続ける!!

2009年02月04日発売

 ギタリストDAITA率いるロックバンド、BINECKS(バイネックス)が2月4日に、通算3枚目となるシングル「THE SUN」をリリースする。前作「REAL」から約3カ月という短いリリース間隔ながら、翌3月4日にはメジャー初アルバムを控える。超強行スケジュールとも言うべき過酷な創作活動のなかで身を極限までに追い込み落とし込んだ今作には、裏切りのない、確かな躍動がひしめく。最上級の作品と言えそうだ。今作を起点に初アルバムを経由してメジャー初ライブツアーへと。期待というプレッシャーのなかで開放された彼らの真意はこの期間に投じる作品・パフォーマンスによって具現化されようとしている。

 ◇ ◇ ◇

 完璧なバンドと評されるプレッシャーはいかがなものか―。その重圧がときにはストイックにさせることもある。今や日本屈指のギタリストとして名を馳せるDAITAを筆頭に、ベージストのBOH、シーケンスプログラマーのTESSEYと、実績・実力ともにトップクラスのメンバーに、期待の新人として早くから注目を浴びていたボーカルのKEITAと、将来を約束されたと言っても過言ではないバンド構成。それが「BINECKS」だ。それだけに作品となると期待以上のデキを求められてしまう。

 メジャーデビュー後、初のアルバムが3月4日に発売されることが決まっている彼らにとって今作は布石とも言える。とは言え、妥協の許さない姿勢は逆に重しにも成り得る。1月も半ばを過ぎて、彼らを担当しているA氏からこう話があった。「かなり追い込んでますよ。まだ本レコーディングにも入っていない状況ですけど。ただ相当なものが出来ると思います」。アルバムの制作に入ってる彼らはこの時期としては押しに押している状態だ。それでも焦りとは裏腹に期待する笑みが関係者にこぼれる。「KEITAも閉めっきりでボイトレに励んでいますし、メンバーがいい緊張感をもっている」。DAITAの孤高までに向き合う姿勢が重鎮して刺激しているようだった。このポテンシャルの高さは今作にも通じている。

 今作は前作シングルと次回作アルバムを挟んでの新作となるが、前途のようにかなり追い込んだ状況下で生まれた「バンドの血液」とも言えるこん身作品だ。前後2つの主流に挟まれる格好だが、その過程過程でぶつかりあった流れは、身を削り、極限まで求め、探求したこの3作品のうねりによって、通常では成しえないシナジーを経てより重みの増した作品となっている。今作についてKEITAは「だれもが生きていると心に残る言葉、人、姿など、そんなものを太陽に見立てて歌っている」と話しているが、DAITAという、ひとつの光に導かれ結成したこのバンドにとってはこの曲自身が「投影されたテーマ」ともいえるのだ。

 KEITAの声を軸にした歌モノの世界に加え、お互いが交差し合いながら、タフで確かな演奏力を見せつけるハードなインストの世界。この2面性のバンドサウンドは極上のグルーヴを生み出す。いわば「鉄板」ともいうべきか。「卓越した技術と職人的な技と個人のスキルを磨いていくような場としてBINECKSを作った」というDAITAの真意があるように、開放された各々の才能・音・気持ちは、自由に飛び交い、そして交差し、高い位置で競演を果たす。一辺倒では終わらせないとする創作力の極みと言える。偶発的におそうサウンドのぶつかりがあれば、ナチュラルに融合する箇所もある。長い間、彼らを支持してきたファンの要望に応えるサウンド捌きを、自己表現を投影する姿として随所に表れているし、極みを求めるポテンシャルの高さを終始感じることができる。まさしく「王道」なのだ。

(編集部)


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